年中行事

毎月21日 月施餓鬼会

毎月21日に月施餓鬼会を行っています。施餓鬼供養は「餓鬼」に施しをすると書きますが餓鬼のみに施しすることではありません。当山では、檀信徒の方々や参拝下さる方々のご先祖様の供養を行っています。

私たちは日々生活を送る中で、様々な諸精霊と交わると言われています。諸精霊とは生き物の命と言えるでしょう。

例えば、食事をするときは植物や動物の命。様々な命の上で私たちは日々生活を営んでいます。

その存在が私たちを頼り、纏わるとも言われます。

存在に感謝をし、何よりも自分自身が「供養を志す気持ち」が大切です。餓鬼や諸精霊に施しをすることは「布施」の修行です。布施というのは、自分の大切なものを見返りを求めず相手に施すことを言います。

布施の元を辿れば古来インドでは、お釈迦さまのお弟子様たちは布を身に纏い、修行をしていました。綺麗な布を纏うとその姿を見た人から妬みや盗みの心を誘発させることから粗末な布をつけたそうです。捨てられた布や汚れた布を縫い合わせた布をまとうことが仏弟子のしるしと され、当時は布は高価なものとして取り扱われていました。その布を相手に施すことが起源となり「布施」と名付けられたと伝えられています。おそらく現在の私たちでは、「時間」と「お金」ではないでしょうか。

日々の生活から少しだけ離れ、諸精霊やご先祖様、お釈迦さまに時間を施し供養をする。そうすることで命への気持ちが育まれ、ひいては毎日を安らかに歩む手立てとなります。

どなたでもご参加いただけます。参加される際はお電話お問合せページからご連絡ください。

※都合により日程が前後する場合があります。

新年ご祈祷会

身体健全や家内安全をはじめ1年間の安泰を願ってご祈願致します。

春季彼岸会 節分会

盂蘭盆施餓鬼会

秋季彼岸会 御会式

星まつり 歳末祈祷会