「佛種」(ぶっしゅ)とは、仏さまに成る為の種のことで仏性とも言います。
私たちの心は田畑に置き換えられます。田畑は手入れを怠れば荒れ果てて、手入れをすれば種が実りを見せて、命あるものすべて育んでくれます。ですが、育むのには「養分」が必要です。
命あるすべての者には、仏さまになる可能性(種)があります。ですが、その種に気づくことは難しく見落としてしまいます。合掌をすことは、自分の心を耕し、他者に手を合わせれば相手の心を耕すことになります。手を合わせお題目を唱えることで仏の種に養分を与え、実らせることになるでしょう。