限定御朱印

9月限定御朱印のご案内

夜になると涼しさが増し、秋を感じます。

秋といえば中秋の名月です。日本には古来より月を愛でる風習があったそうです。

太陽や月は万物を作り出すことから神様として崇められていたという説もあります。

幼い時に月を見ると「ウサギが餅つき」をしているように見えると教えてもらったことがあります。

仏教にこんな説話があります。

『昔、あるところにウサギとキツネとサルがおりました。ある日、疲れ果てて食べ物を乞う老人に出会い、3匹は老人のために食べ物を集めました。サルは木の実を、キツネは魚をとってきましたが、ウサギは一生懸命頑張っても、何も持ってくることができませんでした。そこで悩んだウサギは、「私を食べてください」といって火の中にとびこみ、自分の身を老人に捧げたのです。実は、その老人とは、3匹の行いを試そうとした帝釈天(タイシャクテン)という神様。帝釈天は、そんなウサギを哀れみ、月の中に甦らせて、皆の手本にしたのです。』(出典:ジャータカ物語)

幼少期の頃に「ウサギさん可哀想」と思ったのを今でも覚えています。

見返りを求めずに他人に施しをする。「布施」の実践の姿とも言えるでしょう。

もうすぐお彼岸です。

ご先祖様、愛する人、友人、家族、身の回りの人に何も求めず施しをして自分の一番の真心を渡してみましょう。

2件のコメント

  • 髙橋幸子

    御首題を゙いただきたいのですが。いつ伺えばよろしいでしょうか?自宅が比較的近いので直接行きたいと思ってます。そちらの催しで対応してくださるならその機会まで待ちますのでよろしいお願いいたします。インスタフォローしてます。

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