限定御朱印

11月限定御朱印のご案内と大黒様のおはなし

お疲れ様です

小槌(こづち)と福袋を見れると大黒さまを想像する方もいらっしゃると思います。

神様にはそれぞれ「縁日」という日があり、暦を基として定められています。今月11月2日は、大黒さまの今年最後の縁日(甲子)ということもあり、小槌と福袋の御朱印にしました。

大黒さまは、元々インド出身の神様で戦闘の神様として崇められ、中国では食料の神様とされてきました。後に日本に伝わると「五穀豊穣、開運、延命の神様」とされてきました。

日蓮聖人は、信仰の篤かった「富木常忍」(後の日常上人 中山法華経寺を建立)に宛てたお手紙に大黒さまのことを記されています。

富木氏がお釈迦さまのお像を造られた時、お弟子の日頂上人(六老僧)に大黒さまを「福の神」として供養することを勧めています。

大黒さまはいつでも「喜びの微笑み」を浮かべ私たちを見て下さっています。大黒さまの呼び方には、「大黒天」「摩訶迦羅福寿大黒天」「南無妙法歓喜寿福天王」と様々です。

大黒さまの柔らかなお姿が示すように、いつも笑みを絶やさず、愚痴や不満を閉じ込め、慈しみの眼で懸命に働けば、打ち出の小槌から福が飛び出し、福徳自在となることを教えてくださっているように思えます。大黒さまは私たちの在るべき、理想のお姿です。

今月も皆さまの日常に笑み多きことを祈念申しあげます。

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